静岡のグルメ
静岡県の浜名湖といえばうなぎが有名ですね。
静岡のうなぎ養殖の始まりは今から100年以上前の明治33年、服部倉治郎という人物が浜名湖はうなぎ養殖に最適な場所であると判断して、 浜名湖で15センチ程に成長したクロコと呼ばれるうなぎを捕まえて西区舞阪町の養鰻池で育てたことです。 この服部倉治郎が始めた浜名湖のうなぎ養殖を、村松啓二郎という人物が発展させます。
浜名湖うなぎ
浜名湖産のうなぎは安全に管理され提供されています。
浜名湖養魚漁業協同組合では消費者の方に安心してもらえるよう、おいしくうなぎを召し上がっていただけるように様々な工夫がされています。 インターネットを通じて飼育履歴を確認できるトレーサビリティを実施し、飼育者が養鰻日誌を記帳しており、 またうなぎの蒲焼の包装についているロット番号をホームページに入力することで、そのうなぎが誰に育てられ加工製造されたかを調べることもできます。
うなぎの蒲焼
うなぎの一番おいしい食べ方は蒲焼ですね。
うなぎの蒲焼には、うなぎを背開きにして2つに切って白焼きにした後、蒸してから再びタレをつけながら焼き上げる淡白で柔らかな味わいの関東風と、 うなぎを腹開きにして白焼きにしたものを蒸さずにタレを付けて、一気に焼き上げる関西風の2つの焼き方があります。
うなぎの登場
うなぎを食べるようになったのはいつからでしょうか。
海に囲まれた日本では水産生物は捕獲しやすく、海水魚や淡水魚、貝類などの出土物があり、うなぎの骨も縄文時代の遺跡から出土しています。 日本でうなぎの歴史として最も古いのは、約5,000年前の縄文時代の貝塚からうなぎの骨が出土しているのが最古です。